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マンスリーインフォメーション 《第103回》


相場観を磨く

 今月のM.I.は株式投資に必要条件の相場観について、まとめてみます。株式投資はSense相場観でサクセスが左右されます。ではその相場観をどう磨くか。この練習方法についてお話しします。

 まずは5分後の相場についての予想。これはイタを見ていればおおよそ察しがつきます。よほどの大きな材料が突然出てこない限りは、今の延長上で相場が動きます。これは平常時ならば誰でも予想が当たる事が多いと思います。つぎに後場の相場予想。これは前場のうち返しが起きたり、前場の流れが更に増幅する場合もあります。ボラティリティの低い時はある程度予想がつきますが、ボラティリティが高いと後場の動きの予想がつきにくくなります。また昼休みに材料が出れば、その影響で相場が大きく動く事になります。時間軸が長くなると相場の予想は難しくなります。更に一日の相場の予想。これは完全に相場の神様に聞くしかありません。素晴らしい相場観の持ち主でも、いつか曲がる時がやってきます。このように短期から段階を経て、長期の予想を組み立てて行きます。投資運用にはボトムアップとトップダウン方式があり、過去の延長が今ではなく、今を見て先を予想するようにします。ただ人間の心理と言うのはいつの時代でもほぼ同じような行動を取る事が多いので、過去のチャートを今に当てはめて、先を予想する事も重要です。要は細かい処に気が行き届くかです。市場の小さな変化を見逃さず、拾い上げ、この動きが先に行くとどのような動きになるのかを、予想します。

 また相場でサクセスするには大勢の動きと違う動きを行う、勇気と決断、覚悟が必要になってきます。これは普段からの行動を意識して、大勢とは同じ行動を取らないようにしていく事です。同じ行動を意識して取らないようにしていると、感覚が少数派になります。少数派は寂しく、辛いですがその反面大きな果実を運んできます。ただ猪武者のように、すぐに少数派になるのではなく、逆の行動を取るタイミングが重要となってきます。自分の欲望や恐怖心を抑えて、ギリギリまでタイミングを引き付ける事が重要です。この時に自分の心に欲望や弱さが出ると、タイミングがずれ、果実は他の投資家の方に移ってしまい負けを一手に引き受ける事になります。

 具体的な例を挙げると私が経験した大手スーパーのディスカウント商品の場合です。今年の1月にKと言うブランドのセーターが棚に置いてありました。その時はまだ定価でディスカウント商品ではありませんでした。3月に入って1000円の値引きをし始めました。値ごろ感から買おうかなと思いましたが、もう少し下がるのを待とうと思いました。季節が春になると、在庫一斉処分セールがあり、更に1000円値引きしました。結局私は2000円の値引きで購入。購入後1週間経って系列の大型店を見に来ましたら、そこから更に800円値引きでした。これは私に購入意思があるため、商品がなくなる事を恐れ、購入してしまいました。私がその時に来年でも良いと言う気持ちなら、2800円値引きの最終セールで買えました。そうです。購入する時は買いたいと言う執着心を捨て、買えなくても良いという気持ちでいれば、最終価格で買えたわけです。これは株式投資の購入水準に、当てはまります。現在の株価水準から大きく下げた価格で買うには、買いたいと言う執着心を捨てきる必要があります。自分の欲望や恐怖心を捨てきる事です。これは物凄いお金に余裕のある投資家にしかできない行動です。今回入らなければそれで良いやと言う無心、無欲の相場観で立ち向かわなければならない行動心理です。