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マンスリーインフォメーション 《第106回》


株式投資セミナーの見分け方

 今月のM.I.は今盛んに開かれてる株式投資セミナーの見分け方について、お話ししてみたいと思います。株式投資セミナーは大きく分けて、テクニカル分析の講義と時事の相場の分析の二つに分かれます。テクニカル分析のセミナーは一度話を聴いてしまうと、同じ講演者からは、時間が経たないと違う内容の話は聴けません。その点では時事の相場の分析の講演の方が、同じ講演者でも話の内容が毎回違うので、新鮮です。ではこの二つの分析に絞ってお話しを進めましょう。

 まずテクニカル分析のセミナーはその講演者の信ぴょう性があるかどうかは、テクニカルにはダマシもある事を述べている方はかなり真実性があります。2流の講師だとテクニカル分析はオールマイティだ と言う事を強調する方も存在します。テクニカル分析は昨日までの株価の動きの分析で、何か大きな材料が今日出れば、昨日までと全然違った動きになります。またボリンジャー一つを取っても、−2σを超えて―2σのバンドウオークが始まるか、−2σを割り込んで底打ちかは、相場の神様だけが知っている事で、人間の力では及びません。講演の中でダマシに触れる講師はかなり相場を経験して、また正直でもあります。ただ言える事は、テクニカル分析は昔から、大勢の投資研究者がそれぞれの方法で分析してきましたが、明日の事が絶対読めると言うテクニカル分析は存在しません。それゆえ日々多くの投資研究者が刻苦研鑽をして極めて正確に近いテクニカル分析法を編み出そうと工夫を重ねています。ただテクニカル分析のセミナーは、手法だけのものだと数年は同じ内容のモノになってしまうため、セミナー講師を変えて聴きに行かないと効果があまりありません。しかし現状のテクニカル分析なら、相場は刻々と変化していくので、有効なセミナーとなります。

 次に時事の相場の分析のセミナー。私が今まで聴講したセミナーで二人運用で損をした事を報告した正直な講師がいました。この二人の方は強いと思います。普通株式投資のセミナーの講師は自分の曲がった経験を絶対に言いません。講師はオールマイティでないと、聴講者は真剣に聴かないからです。しかし人間は完全な生き物ではなく、まして株式投資の世界ではどんな達人でも曲がる事は避けられません。問題は曲がった時に損切りを勇気を持って勧められるか です。自分のヨミが間違ったと検証したら、すぐに損切りを勧める講師は強くて、心優しい本当の相場師です。そういう本物の相場師に出会ったら、話をノートに取って深く心に刻み付けましょう。

 また時事の相場の分析のセミナーの講師の話の水準は、自分が今まで聴いた事も考えた事もないような、発想を教えてくれる講師は定期的にその講演を聴きに行った方が良いと思います。そのような発想をする講師は「コントラリアン(他人とは反対の行動を取る人)」なので、損をするのも大きいですが、逆にサクセスする時は独り勝ちになります。行動する時も単独行動で、一人の時間を大切にする群れない強者です。

 色々な株式投資のセミナーに出席して、自分の相場観に刺激やカルチャーショックを与えてくれる講師が見つかれば、後は自分の相場観の回路をその講師に近づけて行く事が重要です。株式投資は孤独なビジネスなので、自分と同じ悩みを抱えている投資家が、たくさん存在する事を認知するだけでも、心が救われます。月曜日から金曜日まで相場と向き合ったら、週末は外に出て、株式投資のセミナーに出席しましょう。運が良ければ気の利いたお土産ももらえます。