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マンスリーインフォメーション 《第11回》


組織マネジメント

 今回の、あゆみマネジメントマンスリーインフォメーションは、企業トップの方に対して組織のマネジメントについてのポイントをまとめてみたいと思います。

 まず朝の出社。これは早すぎず遅すぎず、朝一番で出社するやる気のある社員がどこの組織にも必ず一人はいます。そのような人材の努力を時々実際に見てねぎらうことが大切です。自分のやっていることをトップから褒められればさらにやる気を出すこと間違いありません。もし部下の事を褒められないトップがいたら意識して少しでも改善された点があれば褒めるようにしましょう。褒めることは、部下の努力を認めることでありタダで人を使う有効な手段です。また遅刻する社員は不思議なことにいつも同じです。決めた時間に来ない事はルール違反でありビジネスに対して真剣味がないので、勇気を持って注意しましょう。遅刻や休む社員はいつも同じです。社業に対して時間がルーズな者は、お客様に対しても時間にルーズです。勇気を持って話し合い改善させなければなりません。

 次に就業時間中。これはトップの方は監視ではなく監督です。いつも部下の様子を見張る必要はありません。指導とは部下の上に立ってモノを言うのではなく、部下の心にはいりこんで背中を押してあげることです。ただ就業時間中、ムダ話や私用電話が好きな部下が必ずどの組織でも一人はいます。そのような者も遅刻者同様勇気を持って話し合わなければなりません。部下はただ命令をしていればいいものではなく不満を抱いている者が多く上司と部下でお互い時々話し合わないと、部下の心は離れて行ってルール違反を陰でしたりさぼってばかりいる部下の誕生となります。

 ではトップに忠誠心がある部下はどのように判別したらよいか。これはトップの方が1週間くらい休暇を取るときにわかります。表面上言うことを聞いていたり、不真面目な社員はトップが休む日に遅刻や休むことが必ずあります。そういう社員は要注意です。トップの不在の時に、遅刻したり休んだりする者を信頼のおける部下に報告させれば、誰がどれだけ忠誠心があるか判別できます。この場合2人以上の社員から報告を聞くようにしましょう。1人だけだと報告に濁りが出る時があります。要はトップの見ていない時にどれだけ誠実にビジネスを行うかです。トップのいる時にだけ真面目に働いている部下は裏表があり人間として信頼する必要はありません。またその人のいない時にその人の悪口を言わない部下は信頼がおけます。そして二人の部下のどちらかを選ぶ時は、仕事のできる部下より人間性の良い部下のほうを選ぶと後で、良い結果となることが多いようです。一般に仕事のできる部下を選び勝ちですが、結果ばかりを追うと人間性の荒んだ組織になってしまいます。この点は重要で、組織とは気持ちよくビジネスを行う場所であり人間性の荒んだ人が上になるとその組織はだんだん崩壊に向かって突き進んでしまうことが多いようです。

 また最近のビジネス書でトップがトイレ掃除を行うと良い結果になると載っていますが私が思うにはトップのトイレ掃除はする必要はないと思います。トイレ掃除をすれば幸運がやってくるならば、ビルの清掃員やゴミ収集員は幸福な人生を送れるはずですが、実際には清掃員や収集員で幸運な人生になったという人はあまり聞きません。従ってトイレ掃除は本業の方に任せてトップの方は社業に集中しましょう。

 まとめればトップの仕事は社員に給料を渡すこと、やる気を出せる環境を創ること。社員の葬儀に出席することだと思います。現代は人間関係が希薄化している時代ですが若い社員は尊敬できるトップの下で働きたいと思っている人が多いようです。この社長のためならと思われるような言動を部下にしてあげてください。トップがカッコよければ部下は自分も何年かしたらああいうようになりたいと思い、日々努力すると思います。男が男に惚れる。現代では少ない関係ですが、まだこのような関係もほんの僅かに存在します。心の底にあるのは、男気です。トップは孤独ですがその孤独に耐えて生きていると嵐の夜でも訪ねてきてくれる友人が必ず出てきます。その時まで孤独に耐えることがトップの仕事です。