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マンスリーインフォメーション 《第119回》


曲がり屋からの脱出

 今回のM.I.は株式投資を長く続けていると、必ず出会う「曲がり屋」になる事からの脱出についてお話ししてみたいと思います。株式投資で「曲がり屋」になるという事は、量質転化の上達理論の最終段階に来ている事が考えられます。スポーツで言う壁、スランプです。この現象が深くなると、Yips(イップス)と言う現象になってしまいます。では順を追ってまとめてみたいと思います。

 まず「曲がり屋」とは、株価が予想の逆逆へ行く投資家の事で、一番効率の良い投資方法はこの「曲がり屋」を見つけ、その人の投資の逆を意識して行うと相場に勝つ確率が高くなります。逆指標にされた「曲がり屋」からの脱出は、非常に強い精神力と資金が必要となってきます。相場に曲がるのはある日突然来ます。ずっと勝っていた相場にある日突然負けだします。一度負けてもまだ自信はあるので、更に投資を続けると更に負けだします。気がつくと打つ手打つ手がすべて逆に行く事を意識するようなります。ここで負けを意識し始め、うまくやろうと慎重に投資を行いますが、なぜか更に逆逆へと投資結果が行くようになります。ここまで行くと、Yips(イップス)です。Yipsとは精神的な要因により、行動に支障をきたし、自分の思い通りの行動ができない障害の事で、自分の意識過剰で自分自身を縛る事になり、行動が思い切ってできなくなる事です。投資の場合、負けが混むと自分の相場観が信じられなくなり、落ち着いてトレードが出来ず、すぐに損切ってしまうようになります。

 この「曲がり屋」からの脱却は非常に精神的、金銭的に苦痛が伴います。精神的にも自分の買った銘柄が下がり、資金的にも減っていくので憂鬱な日々が続きます。スランプからの脱却はまず基本に帰る事。次に新しい事を一つ付け加えると言う事になります。株式投資の基本は「安く買って、高く売る」です。トレードを長い期間続けていると、だんだんこの基本がずれてきます。いつの間にか高値つかみをして、塩漬け、損切と言うパターンになる事が多くなります。そして自分の買い指値まで待てなくなり、売る時は3手早めに売ってしまう。売ると上がり、買うと下がる。この悪い逆回転を元に戻すには、感情や欲望を抑えて、投資の基本「安く買って、高く売る」事ができるまで待ちます。そして今までやらなかった投資方法を一つ取り入れて行う事です。「曲がり屋」になるという事は今までの投資方法が効かなくなった事をあらわしますので、そこで投資本やセミナーで聴いた事の中から、一つ自分の感覚にピンときた事を一つ取り入れます。これは一つだけで十分です。多数取り入れると自分の相場観に迷いが生じてきます。投資にとってマイナスな心理状態は、お金が欲しいという欲望、お金を減らしたくないという感情の二つです。これを取り除くには、結果が出る事が一番の特効薬です。結果が出るという事は利確です。ゴルフの上達法と同じで、正しいフォームを繰り返して行けば、いつかは当たりが戻ってきます。その期間はその人の心の器の大きさに比例し、心の器の大きい人は、スランプも大きく深いモノになります。

 悪い時に、投資に失敗した時の自分の心理状態をノートに取って、その逆を行えばサクセス出来ます。相場は心理が80%なので、自分の心に冷静に向かい合います。投資にサクセスした人と同じ事を行っても、サクセスできませんが、失敗した人の逆を行うとうまく行く事が多いようです。投資における「曲がり屋」は一流投資家への登竜門です。ここをYKK(勇気、決断、覚悟)を持って克服します。その先の風景は乗り越えた人しか、わかりません。