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マンスリーインフォメーション 《第134回》


Investment mind

 今回のM.I.は株式投資における技術と同じ重要さを持つ、投資における心理状態についてまとめてみたいと思います。株式投資のテクニックは街の本屋さんに行けば、多数出版されていますが、そのテクニックを実行する精神力が重要となってきます。よく経営コンサルタントが言う 「知っている事」と「出来る事」は違う です。相場を客観的に見て、テクニックを実行させることが相場の心理、相場観です。ここには欲望、感情は入らないようにしなければなりません。では順を追って説明していきましょう。

 まず街の本屋さんに売っている投資に関する本は、皆その著者にとっては技術的に正しい本です。読者がこれらの本を読んで、実行しても相場にサクセスしないのは、心理、相場観が著者と違うという事です。一般的なビジネス書を読んで、そこに書いてある事を取り入れても、著者のようにサクセスしないのと同じことです。ここで大事な事は、その本に書かれてある事を踏み台にして、もう一歩進み自分なりの投資テクニックを創り上げる事です。

 相場を始めて3年ほど経つと自分なりの相場観、投資方針ができてくると思います。それらをA4の用紙に書き集める事から今回は始めます。これはファーストフードのマニュアルみたいなもので、完成という事はなく、絶えず書き直したり、挿入したりしていきます。次に実行です。この相場観、投資方針をどこまで客観的に実行できるかです。自分の相場観に自信がないと、自分の読みと反対に相場が動いてしまうと不安になり感情がでてしまい、またお金を失いたくないと言う欲望にかられ、初めに決めた相場観、投資方針を変えてしまいます。そうすると損失への逆回転が始まり、打つ手打つ手がすべて逆に行ってしまいます。お金を得ようと思って入った相場が逆に大きな損失を生み、相場から退出と言う事になってしまいます。

 ここで頭を使う投資家は自分の投資方法を検証します。冷静な検証の結果自分の読みは合っていたが、投資タイミングが違っていた。と言う点に気づきます。そこで自分の投資タイミングの修正を考えます。投資タイミングの心理状態をよく検証して、自分の投資方法、相場観の徹底を次の投資から図ります。言わば心を平面な水のように保ちます。そこには感情も欲望もないのがベストで、冷静に生まれてくる株価に対処していきます。

 一番良いのは成功体験です。小さな商いでも実際に自分の読み通りに投資を行って、相場に勝つ事が上達の一番の近道です。ただ相場が自分の読みと逆に行った時が、我慢のしどころです。自分の読みは正しい、今はたまたま相場が逆に行っていると自分の信念に基づいて売りたくなるのを我慢します。あともう一つ重要な精神状態はとらわれない事です。株価の事ばかり考えていると、執着心が強くなり、かえって悪いことを引き寄せます。宮本武蔵は「巌の身」と言う剣の心理状態を表しましたが、対して柳生は「流水」流れる水の如く現実に合わせていく と言うものです。株価の戻りを待つ時は「巌の身」ですが、株価の動きには「流水」で、株価を受け入れる事です。いつかは自分の読みが当たる時が来ると思って次に晴れる日を待ちましょう。