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マンスリーインフォメーション 《第23回》


壁の突破方法

 今回のマンスリーインフォメーションは、人生における壁、スランプの突破方法について私の経験を交えてまとめてみたいと思います。結論から言うと、壁、スランプの突破方法は@長所の進化A短所、弱点の克服B新しい事を一つ行う。の3つです。自分を客観的に見て長所、短所、弱点を点検し新しい今までやらなかった方法を一つ加え継続していると壁はいつのまにか突破できます。その時に壁はジワジワ突破できるのではなく、ある日突然突破できます。今までできなかった事ができるようになったり、鍵となる人が突然出現したりします。

 私は、21歳の時に、私には選んだ道というのがないことに気づきました。選んだ道とは職業です。自分の進むべき道の事を全然考えていませんでした。1か月ほど考え、まず学問をやる事と体を鍛える事をやろうという結論に至りました。翌年の4月から、毎日図書館に入り、経済学入門という本をまとめました。私は商学部に在籍していたのですが、それまではほとんど勉強もしなかったので、経済学の勉強は厳しかったです。難しい専門用語が分からず30分読むと頭が疲れました。基礎の学問を勉強すれば世の中の事が分かり自分の進むべき道が見えてくるのではないかと考えて、基本的な経済学をまず勉強する事にしました。もう一つは体の鍛錬。最初の2年はボクシング同好会に入っていたのですが、仲良しサークル的活動で厳しさがなく、高校時代に入っていた空手道場に入りなおしました。空手道場での修業は、2年間の甘い学生生活を一変させました。この生活を1年間続けました。1年経った後は、経済の基本的な事が分かるようになり空手道場で厳しい鍛練のおかげで、精神力もつきました。学校の授業も教授の言っている事が分かるようになっていました。自分の将来も、見えてくるようになりました。やはり人間厳しい生活を修行と思って継続しているといつの間にか心の次元も上がり高い視点でモノを観れるようになるのに気づきました。おまけに翌年の8月都市銀行とたった1枚のはがきで幸運にも縁がありました。1年間の研鑽の結果と思います。

 次に、証券マンになってからの事です。営業部に配属されて飛び込み営業をやり始めました。飛び込み営業など今までやった事もなく、知らない事務所に入るのは正直イヤでした。資料を自分で作って事務所に置いてくる事から始めましたが、幸運にも資料を置いてくるだけで1ヶ月後に大口のお客様ができてしまいました。ちょうどバブルの頃で、ビジネスはやりやすくなっていた頃です。それに気を良くして飛び込み営業に力を入れ始めました。今までの資料を置いてくるだけの営業は逃げているだけなのでは、と思うようになり勇気を出して、事務所に入ってまず相手に声を掛ける事から始め、名刺を交換してもらえるようになりました。自分の弱い心と闘う、逃げない。この二つの事はビジネスや人生で成功するのに非常に重要な事だと思います。飛び込み営業は慣れるまでは辛くできれば避けて通りたいといつも思っていました。飛び込み営業を強化すると同時に、持参する資料の精度を上げようと考えました。自分の相場観を書いた資料を届けた方が、自分の事を理解してくれるのではと考え、既存の資料は使わず、敢えて自分のオリジナルの資料を作成しお客さんにお届けしました。こういった努力が、実を結び幸運にも上場企業と取引きできるようになりました。良い資料を作成するには、良い情報の収集から始まると考え14年間朝7時に出社し日経金融新聞を読むことと自腹で日経ビジネスを購読するようになりました。

 壁を超えるのには、自分との対話が必要になります。自分の短所、弱点を見つけそれを克服する。これは勇気が要ります。自分の短所、弱点を見つけることは自分との闘いです。自分の弱点、短所は言い訳をして見ない事もできます。誰でも自分の弱さは認めたくないと思います。しかし更に上の次元に行くには、自分の弱さを克服していかないとなりません。自分を冷静に見る事、これが成功への近道です。