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マンスリーインフォメーション 《第34回》


投資テクニック

 あゆみマネジメントの今回のマンスリーインフォメーションは、投資における意志決定、戦略などについてまとめてみたいと思います。ITバブル崩壊後、株式投資を開始した方の傷は少ないと思いますが、89年以前から株式投資を行っている方々には評価損が膨大のまま塩漬けにしている銘柄を多数保有していることだと思います。評価損が80%以上の場合、戦略は3つあります。まず割り切り損切りをして新しい株を購入する。二つ目がナンピン。三つ目がそのまま保有し続け株から撤退する。この中で一番イヤなのは、損切りです。ほとんどの投資家は損切りしないと思います。実現損を出すのは、誰でもイヤなので、投資の本には損切りを勧めていますが、損切りした株が上がって、新たに購入した株が下がる事まで考えて、積極的に損切りはできません。できる方はもう投資に成功している方です。損切りにも、評価損の大きい銘柄をするか、評価損の小さい銘柄を損切りするか、選択が分かれます。ただ80%以上の評価損が3年続いている場合は、割り切って損切りをお勧めします。損切りをした時は、ショックは大きいですし、損金の事を考えると夜中に目が覚める事も多々あると思います。資金効率から考えると、80%以上の評価損は割り切って損切りをして、新しい銘柄に投資した方が良いと思われます。上がるのを待っていても、株価が気になっている時は、株価は戻りません。株価が気になるなら徹底的に投資の研鑽を行い、捲土重来次に賭けてみたほうが、精神衛生上良いと思います。株式投資は最後にはその人の金運なので、いくら努力してお金の神様に見放されていれば利益が取れません。自分に金運があるかどうか、思い切って損切りをして新しい銘柄に賭けてみましょう。だめならこれも運命と思って、株式投資から撤退した方が良いと思います。損切りは非常に精神力が必要になるので、できない方は無理に行わないほうが良いと思います。

 次にナンピン。ただのナンピンは時を考えないで行うと傷口が大きくなる事が多いようです。ナンピンにも二通りあって、損切りの傷を少なくするナンピンと純粋なナンピンがあります。損切りの傷を少なくするナンピンとは、例えば1000円で買った株式が500円になった時に、500円で買い足し平均単価を750円にして評価損を少なくしてから損切りをします。そうすれば新たに別の銘柄を購入する代金が増える事になります。もう一つは純粋なナンピン。これは資金が長い間動かない事が多いので、資金的にも時間的にも余裕のある投資家でないとお勧めできません。ナンピンすると不思議となかなか元の値段に戻らない事が多いので、資金の有効的な活用にはならない事が多いようです。

 最後に塩漬け。これは株式を保有している事を忘れたころ買値を超える事が時々あります。要するに株式投資には向かないと言うか縁がないので、思い切って株式を保有している事を忘れたほうが良いと言う神様のシグナルです。株式投資の成果が上がらないと言う事は、博才がないと言う事で、その分他の仕事運や異性運、人生運が良くなる事が多いので、見切り千両です。逆から見れば、投資の運を他の処で使えると言う事ですから、割り切って株式投資から撤退しましょう。

 株式投資は、中途半端な気持ちでは絶対勝てません。勝てた場合は、運が良すぎるので注意しましょう。仕事運の全てを使って相場と格闘している金融機関のディーラーさえ勝ったり負けたりです。自分を厳しく律し、常に欲望や感情を抑えて行動しないと、対価は得られません。本業の片手間で行うなら、やらない方が、他の処で運がつくと思います。株式投資は自分との闘いです。経済を極めれば投資も極められます。そのためには日々の研鑽しかありません。保有している銘柄が下がったからと言って、「困った、困ったどうしたらいいんだろう」と嘆いても何も変わりません。行動のみです。勇気、決断、覚悟のYKKで立ち向かうしか最良の方法はありません。自分に問いかけてみましょう。