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マンスリーインフォメーション 《第54回》


Forecast (相場における予想)

 今月のM.I.は、相場における予想についてまとめてみたいと思います。まず毎年1月3日の日経新聞に掲載される主要企業経営者の株価予想の紙面を暮まで保存しておく事が最初のステップとなります。2011年の日経平均の予想でほぼ当たったのは、20人の経営者の中でしまむら の藤原社長のみです。一流の経営者が長期で株価を予想しても、ほとんどが外れます。

 以上のように、長期の予想は、途中11年のように天災、欧州債務問題など想定外の悪材料が出て非常にヨミづらい事が多いですが、極めて短期ならばある程度相場の展開を予想できるように、研鑽次第ではできるように、なると思います。では短期的な相場の予想の立て方を順を追って説明して行きたいと思います。

 まず、相場の予想は、1.過去に照らし合わせての予想、2.まったく新しい相場として見る。の二つに分けられます。1.過去に照らし合わせて見る は歴史は繰り返されるので、おおよそ過去の相場付きを確認して、似たような状況があればだいたい同じような相場の動きになる事が多いようです。ただ全く同じような動きになると言う事ではないので、その点に注意してください。2.新しい相場の始まりは、今までと違う新しい材料による相場の事で、バブル相場、IT相場などが挙げられます。この場合は人間の心理が複雑に絡み、予想外の大きな相場になる時があります。長期的な相場の予想は、ほとんどの人の予想が外れますが、極めて短期的な予想、寄り付における前場の予想、後場寄りにおける大引けの予想は大まかですが、予想の出来る範囲内と思われます。ただ人間の相場における予想はその人の欲望や感情が入ってしまうので、逆になる事が多く、意識して自分の欲望や感情を消さないと冷徹な判断、予想は出来ないと思います。

 その予想を行うには、材料の収集が不可欠になって来ます。つまり情報です。この情報の収集は、集める情報を絞る事が重要となって来ます。自分の相場観の元になる情報、指標を10以内に絞り、その動きを常に確認します。日々の確認で、異常値が出たら、それは相場変動のオーメンです。その時自分の信念に従い、投資の方向性を変化させていきます。これは非常に勇気の必要な事で、大勢の逆を行く事になるので、強い信念が必要とされます。自分の得た情報の異常値により、今後の相場変動の予想を信じる事ができるか。ほとんどの場合、もう少し様子を見ようと言うのが本音です。自分の予想を信じる事は出来ても行動に移せる事は非常に勇気の必要な事だと思います。また相場の予想の元になる情報、指標も時々その時の環境によって入替えが必要となって来ます。情報にも資産財的情報と消費財的情報があります。自分の相場の予想の判断の元となる情報も、消費財的情報だと気づいたら、すぐに入替えをすべきです。

 次に予想の判断。これは常に少数派に入る事を意識して行うべきだと思います。「勝者は敗者のやりたがらない事を行う」ほとんど相場参加者は敗者となる運命です。それは思考回路が皆同じだからです。新聞、投資のサイトなどを常に確認して今、大勢はどう動いているか。この事を常に意識して逆を行うべきです。ほとんどの投資家の本能は「上がってくると買いたくなり、下がってくると売りたくなる」です。この逆を行わないと、相場の勝利者にはなれません。

 以上のように、自分の情報収集、それも内部的な指標などと外部的相場環境の投資家の流れ二つを冷徹に分析して判断を下します。そこに感情や欲望を入れずに判断する事が相場の勝利者になれる近道です。一番良いのは、機械の判断になりますが、そこまで冷静になれる人は、選ばれた人です。凡人で相場に勝つには、やはり大勢の逆を意識して行う事だと思います。孤独に耐えられる人だけが勝利の果実を得られると思います。日々のほんの僅かな努力が、半年後、1年後今までと違った結果をもたらしてくれると思います。刻苦研鑽多念なし。