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マンスリーインフォメーション 《第55回》


取引における売り、買いのシグナル

 今月のM.I.は株式投資において、最も重要な取引における売り、買いのシグナルについて、まとめてみたいと思います。株式投資の最も重要なポイントは、買いの価格にあります。買いの価格は安ければ安いほど良く、できるだけ安く買えれば、そのトレードはほぼ7割成功になる可能性が大きいと思います。今回のM.I.はテクニカル分析を使って、売り、買いのシグナルを解明してみたいと思います。

 まずテクニカル指標の選択です。選択するテクニカル指標は2つから3つ程度に絞ります。情報の分析は狭く深く掘り下げるのが理想です。そして選択した情報を、継続的に追っていく事が大切になります。私が短期、中期投資で重要視するのは、騰落レシオ25日移動平均、日足のボリンジャー、日足のサイコロの3つです。

 騰落レシオは、一般に60〜70台で買い、底打ち。120〜130台で売り、天井圏内がおおまかの目安ですが、相場は生き物なのでそうきっちり60〜70台で底打ちや、120〜130台で天井と言う事にならない事もあります。80台で底打ちや100台で天井の時もあります。この騰落レシオの、スポット的数値の時の判断は、残るボリンジャーとサイコロでカバーします。ボリンジャーは一般的に+2σで売り、−2σで買いですが、まれに+σで天井を打つことや、−σで底を打つこともあります。また、サイコロはテクニカル分析の指標の中で一番最初に相場の動きを反映しますが、相場の動きの大きさを示す事はできない指標です。この3つの指標を上手に使用して、投資の効率を高めるのが、今回のM.I.の目的です。

 相場の過熱感を判断するのが騰落レシオで、騰落レシオが80台の時、騰落レシオだけを見るとまだ下げ余地があると見られますが、ボリンジャーの動きが−2σに近付いて来て、サイコロが25%、33.33%に達した時が重なった時などは、見切り発車ですが、「勇気、決断、覚悟」を持って買い出動に出ましょう。底値の確率が高いようです。またボリンジャーも、−2σに達しなくても反発する局面があります。−σで底打ちする時もあります。この時はサイコロが25%、33.33%近辺にあれば、騰落レシオを確認して相場の過熱感を見て過熱感が無いようであれば買い出動するようにすると、かなり安い処で買えるので、売る時に余裕を持って注文を出す事ができるようになります。

 この3つのテクニカル指標を上手に合成して、現在の株価水準が割高か、割安かを判断します。3つのテクニカル指標のうち、2つが大底圏内、または天井圏内を表していれば自分の予測を信じて売買を勇気を持って行いましょう。人間は自己防衛本能が働くために、迷った時は様子見してしまいがちですが、迷った時ほど自分の経済分析力を信じましょう。自分の経済分析能力を強化するには、普段の努力です。1日10分で良いので、大引け後日経平均を入れて3銘柄くらいの、チャートを確認する事を続ければ、経済分析能力は飛躍的に増大します。

 私が経験してきて、株式投資はテクニック4割、心理6割だと思います。膨大な基本動作を何万回と行って、やっと極意が一つわかるようになります。時間があれば、引け後のテクニカル指標確認作業。これを継続する事です。命の次に大切なお金なので、そのくらいの努力はするようにしましょう。毎日のテクニカル指標確認作業を半年から1年続けていると、おおよそ明日どう動くか予想することができるようになります。ただ昨年11月15日からの強い上昇トレンドには、テクニカル分析はその効力を発揮しません。強い上昇相場は、順張りで上昇について行く勇気、決断、覚悟が重要となってきます。昨年11月15日以前の相場付きでは、テクニカル分析はその威力を発揮します。要は自分なりの判断材料を見つけられるようになったら、サクセスの門の前に立ったと言う事になります。明日への扉を開けられる処まで来たという事です。