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マンスリーインフォメーション 《第57回》


短期売買

 今、株式投資は、安定配当の資産株としての東京電力、ソニーなど安全な長期投資の神話が崩れ始めています。ここ2,3年で株価が下がっても、長期投資で優良株ならいずれは株価が回復し、インカムゲインの他、キャピタルゲインまで得られると言う公式が、公式通りにならなくなってきました。東京株式市場も昨年11月15日からの上昇トレンドが5月23日から崩れ始め、順張り、上値を買っても利確できる相場から、その時の流れに乗る投資方法が必要となってきました。私も、以前は長中期投資を中心に株式投資を皆さんにお勧めしていましたが、株式投資の時流が、今日何が起こるかわからない時代になってきており、長中期投資からなるべく保有期間を短くする短期投資に移行していると感じ、この2年間短期投資を研究してきました。今回のM.I.は、その短期投資についてまとめてみたいと思います。

 まず短期投資の一番重要な点は、銘柄選択です。これは会社四季報、会社情報を良く読み財務内容、企業業績などをチェックしたら、そのチェックした数銘柄を株価ボードに登録しておよそ1ヶ月間株価に注意します。銘柄によって値動きの良い銘柄と、値動きの悪い銘柄が存在します。これは、その銘柄の出来高にある程度比例します。短期売買は、とにかく値動きの良い銘柄を選択しなければ、意味がありません。一日の高値から安値の変化がどれくらいかなど、その銘柄の癖などを確認する事が大切です。投資対象は少なければ少ないほど集中して売買できるので、正反対の性質の銘柄を2〜4銘柄選択すれば十分です。この場合、内需株と輸出株などを選択すると、一つの銘柄が動かない日でも、もう一つの銘柄が動くので、投資効率が良くなります。

 次に、損切りラインを前もって決めておくことが、大切です。この損切りラインは必ず守らなくては、なりません。特例を認めてしまうと、下がってもズルズル保有し続ける事に結局は、成ってしまいます。損切りラインの設定は、少し余裕を持って、長めの損切りラインに最初はする事が大切です。94%から90%位が良いと思われます。それ以上に下がったら、すぐに損切りしなくてはなりません。人間は弱い生き物で、自分で予め決めたルールでも、自分の都合の良いように、変えてしまう事がほとんどです。株式投資でサクセスしようとするならば、鉄の意志で、この損切りルールを守ってください。ただ損切りしても、した後株価が上昇する事や、続けて損切りする事が起きます。これは株式投資の宿命で、長く株式投資を行っているとこういう場面にいずれは直面する事になりますが、そこは自分に厳しく、自分で作った損切りルールを守れるかが、成功と失敗の分かれ道になります。

 最後に、商いの方法です。売買には、順バリと逆張りがありますが、短期売買でもそれなりの利益を得るには、逆張りが重要となってきます。寄りの売り物が、多い時に買い注文を当てる。寄りの買い物が多い時に、売り注文を当てる。大引けの高い時に、売り注文を当てる。注意する銘柄を見ていると、一日のうちに、売買のチャンスが1回はある事がわかります。その時を狙って焦ることなく商いをする事が大切です。自分の予想、ヨミは当たると信念を持って、売買の機会が来るまで待つ事が重要です。時に自分の予想、ヨミの逆を行くと、慌てて売買を株価の後を追ってするようになってしまいます。こういう時はたいてい負けます。株価の後を追って売買するのではなく、株価が自分の予想する水準まで来るのを待って注文を出します。株価は自分の予想以上に上げ、予想以上に下げます。

 結局、執着を捨てた時に、株式投資に勝利する事が多いようです。執着とは、欲望、感情です。この二つを上手くコントロールして透明な水のように、相場に向かえば、株式投資でサクセスする確率が高くなると思います。そして「勇気、決断、覚悟」です。