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マンスリーインフォメーション 《第67回》


ヨミが外れた時

 今月のM.I.は、投資家ならば1年に1回は経験する、ヨミが外れた時の対処の方法についてまとめてみたいと思います。相場はY.K.K.(勇気、決断、覚悟)と信念に生きる、君子豹変す ができれば、ほぼ期待通りのリターンが得られますが、人間は心に基づいて行動を行いますが、人間誰でも判断を間違える時があります。特に株式投資はお金が掛かっているので、実際その場面に立つと冷静な判断ができません。また株式投資の結果は、その投資家の金運によるものなので、いくら徹底して慎重に投資を行っていても、曲がる時があります。今回のM.I.は不本意ながら曲がった時の対処法について、述べていきたいと思います。

 株式投資において、損切りは重要な事ですが、損切りした後、切った株価が上昇する事は良くあり、損切りをたまにしか行わない投資家は、どうしても損切りの決断が遅くなる事が多いようです。自分のヨミと反対に相場が動き、どんどん評価損が膨れて来る。そこでこれ以上損を出したくないので、嫌々売る。そうすると誰かが見ていたように、そこが大底で、上昇し始める。これが株式投資の負けパターンです。下がり始めると、前の高値の事が頭に残っているのでナンピンを掛けます。更に下がっていくと、再びナンピンを掛けます。しかし株価は更に下げ続ける。さすがに、嫌になった処でナンピンを掛けず、売却する。不思議なものでナンピンを掛けないで売却すると、相場は反転します。

 では株価が高値を付けた後反転して、下げ始まると勢いがついて下げ始めます。株価が大底圏内に入った時の、判断方法は@曲がり屋を見つけて逆指標とする。A自分の心理の逆を行う。の二つが挙げられます。株価が大底圏内に入ると株式市場全体の動きがなく、誰も皆投資をしたくなくなります。自分の心理の逆を行う事は、二重人格になってしまうので、よほど精神を鍛えないと自分自身を客観的にみられません。これは非常に難しい判断方法です。一番手っ取り早いのは、曲がり屋を見つける事です。大手証券のアナリストや株式投資のSNSを閲覧して、いつも相場の逆逆に行く人を見極めます。感情や欲望で動いている投資家は、大底で売る事が多いようです。最後のナンピンを掛ける時はそのような時です。大底でナンピンを掛けておくと、次に相場が反転した時、買い単価が下がっているので、利確しやすくなります。下げ途中のナンピンは全くの無駄ですが、大底圏内でのナンピンは非常に有効です。損切りの勇気の出ない投資家の方々がほとんどだと思います。各テクニカル、指標の水準を見て、夏場の火鉢(そばに近寄りたくない)と言う時こそナンピンが有効になってきます。

 ただこの大底圏内のナンピンも、対象銘柄の財務内容によります。財務内容の悪い企業だと、よほどの事がない限り株価が元に戻るのは厳しいと思います。財務内容の良い企業ならば、株価が下がっても企業価値は下がっていないので、株式市場の反発とともに株価は適正な企業価値の水準まで戻します。

 ヨミが外れた時の対処方法は、@損切りAナンピン の二つしかありません。短期投資の方は、早めの損切りをお勧めしますが、中長期投資の方は大底圏内のナンピンは非常に有効な投資方法だと思います。

 経済も株価も、70%は人間の心理で動くので、現在の経済現象や株価は今時点の人間の心理の総和と言う事になります。普段から大勢の感覚の逆を意識して行い、自分のモノの見方を養う事が大切となります。コントラリアン(他人とは反対の行動を取る人)は孤独で辛いですが、与えられる果実の実は大きいと思います。