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マンスリーインフォメーション 《第83回》


トレード実践と、仮想トレードの違い

 今月のM.I.は実際にお金を投資してトレードを行う事と、仮想トレードをする事の違いについてまとめてみたいと思います。株式投資はお金を実際投資するのと仮想トレードを行う事は、精神面ストレスが全然違います。株式投資は利確できればお金が増えますが、トレードに失敗するとお金が減ってしまいます。利確が続いている時は良いですが、失敗が続くと非常にマイナス思考になります。今回のM.I.は実践トレードの難しさについてまとめてみましょう。

 まず株価の動きですが、一日の高値安値を見て簡単に安値で買い、高値で売れば利確できると考えますが、一日の高値、安値でトレードすることは非常に確率が低い事になります。寄付きのイタを見ているネットの普及がしてなかった頃は寄り前のイタは今ほど値動きが大きくありませんでした。最近の寄り前のイタは8時58分前後で急激に変わります。この中で、出来るだけ安い指値を約定させる事は、至難の業です。安すぎると入らず、高すぎると利確ができなくなります。買い指値も、どうしても前日の動きが気になり、前日の値動きを参考にしてしまいがちです。今日の株価の動きと昨日の株価の動きは違う事がほとんどで、株価の動きの予想を昨日の動きをベースとして考えるのが、人間の習性です。

 これはチャートでも同じ事が言えます。チャートを見て安い処、高い処を見て、この価格でトレードすれば良いと安易に考えがちですが、チャートで安くなると、そこから更に下がるのではと考えるようになり、安値ドンピシャで買える事は非常に低い確率になります。またチャートで高くなると、ここから更に上がると言う欲が出て、売りの機会を逃してしまう事が多々あります。また高値圏にいる時、そこから更に上がると欲が出て、上値を買ってしまう事があります。

 株価の高安、チャートの高安は後からわかるモノで実際にトレードを行っている最中では、お金が掛かっているので、お金を失う事の恐怖心、大きく儲けたいと言う欲望に左右され、そう理論通りのようなトレードはできません。証券マンはお客様の保有している銘柄は、冷静に分析できますが、自分で相場を張ってみるとうまく行かない事が多いようです。言うと行うではその差は非常に大きいと思います。至言として株式投資は思っているほど簡単に儲からないということです。

 ではいかに効率よくトレードが出来るようになるのか。これは実際にお金を投資して相場を張る事だと思います。初めのうちは相場観を創るためにトレードを行うので、投資する金額も最低単位で構いません。日々試行錯誤して投資を行って行くうちに、自分なりの相場観が創れるようになります。一番大切なのはその人なりの相場観です。これが確立されるまで、トレードを意識して行います。自分の相場観が出来て、狙った銘柄で利益が取れるようになったら、投資のサクセスが待っています。自分の相場観の自信が確信に変わった時です。しかし1回相場観を創り上げても、いつでも現実に合わせて、微調整が必要となります。そのためにはトレードが終わった後の検証が必要となります。検証は、損した時だけでなく、利確した時もその原因、理由を分析しておく事が大切です。

 相場はY.K.K(勇気、決断、覚悟)君子豹変す、信念に生きる。この5つの言葉で本質が言い表せます。最後は自分だけ。自分でプレッシャーをはねのけ、自分の力を最大限に発揮しなければなりません。