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マンスリーインフォメーション 《第85回》


負けパターンからの脱出

 今回のM.I.は、インベストメントを数年継続して行っていると、誰でも出会う負けパターンからの脱出について まとめてみたいと思います。株式投資においての負けパターンは投資心理のスランプ、壁とも言い換える事ができ、時には大きな損失を出してしまい、相場から退出する投資家も多く存在します。このスランプ、壁を自力で壊せれば、100人に10人の投資の成功者の岸にたどり着けると思います。では負けパターンに入ってしまう心理から分析したいと思います。

 投資における負けパターンは、スポーツ選手のスランプと同じで、量質転化が行われる時期です。今まで勝っていたのが、ある日突然勝てなくなり焦ってトレードを重ね、更に負けが多くなる。相場の奥の深さを知り、投資の怖さを知るようになります。また、どこか相場を甘く見て、慢心から油断が生じる事もあります。そういう心の負の連鎖がいつしか相場観にズレを生み、曲がり始める事が多いようです。

 まず負けパターンの心理状態を分析してみましょう。株を買って、買ってから相場が下がり出す。もう底だろうと思って我慢してホールドしていると更にそこから下がり出す。この時の含み損の大きい株価が頭に残っているので、戻って来るとトントンで良いから売ってしまおうという心理が働き、売却すると売却した途端上昇しだし、ストレスが掛かる。次のトレードは前回の事が頭にあるため、上がって来ても売却せず、結局利確のタイミングを逃してしまい、泣く泣くホールドか損切りをする。損切りも初めの2,3回は良いのですが、マイルールの徹底を計ると、雪崩のように損切りを続けて行う状況になる事があり心も資金も挫けそうになります。またデイトレは初動で売却しますが、中長期では上がって来ても3日は最低待たないと大きく利幅が取れません。トレードの種類によって、売却のタイミングが違い、トレードの期間に合わせて売買の性質を変えていかないとなりません。

 株式投資はメンタル(心理)8割、巡り会わせ2割です。自分の投資心理と向き合い、自分の負けパターンの時の心理状態を検証し、次のトレードに微調整します。自分の心を透明な水のように無臭、無味、無色の状態で検証します。自分の負けパターンが判明したならば、次のトレードにその点を注意して変えてみる。株式投資のサクセスは自分の感情、欲望を断ち切る事から始まります。相場を張る前に予め、自分の売買ラインを決めて、予想外の事が起きても信念を持って、慌てない。自分のヨミを信じて一度決めた方針を変えない事です。相場は世界が滅亡しない限り明日はやって来て、市場は開きます。事大主義にならないで、明日も相場が開かれるので、心に余裕を持つ事です。今日の負けは明日取り返す。と言っても損を取り返そうと焦ってしまうと、更に悪循環の結果が待っているので、純粋に自分の相場観が当たるかどうかを試してみて、お金儲けから心理的に一歩引いて投資をする事です。

 最後に負けた投資家の反対側には、成功を納めた投資家が存在する事に気づいてください。負けた投資家の心理を良く分析して、その反対を行えばサクセスした投資家の心理になれます。ほとんどの投資家は同じ行動を取り、成功する投資家はその逆を意識して行っています。この心理的コツが会得できれば、長い負けパターンからの脱出となります。暗いトンネルを抜けた時の気分は最高に良く、今までの疲れが取れます。ただ一度極意を会得しても、相場から離れてしまえば、その極意は消えてしまい、また何年かするとスランプが襲ってきます。スランプの時は相場の神様が、「考えかたを変えろよ」とおっしゃられるサインです。言わば天の声です。投資家として更に上の段階に登るチャンスです。皆儲けようとして相場を張ります。いかに日々工夫し研鑽するかです。