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マンスリーインフォメーション 《第86回》


テクニカルの見極め方

 今月のM.I.は、テクニカル分析の見極め方、ダマシととるかトレンドと見るかの見分け方についてお話ししてみたいと思います。株式投資を行ってくると勘と度胸だけでは限界が出てきます。そこで注目するのがテクニカル分析です。よく書店にいかにもテクニカル分析は万能だと書いてある本がありますが、テクニカル分析は昨日までの株価の動きですので、明日の動きをある程度予想できますが、明日何か突発的に材料が出たりすると、テクニカル分析は力を発揮しません。テクニカル分析はあくまでも、トレンドの確認をするもので、完全に明日の株価がわかるチャートは存在しません。また同じテクニカルでも見る投資家の判断によって、方向性が違ってきます。ではテクニカル分析の見極め方に入りましょう。

 まず、ボリンジャーです。相場が過熱してボリンジャー+2σまで日々線が上がって来ると、そこから更にボリンジャー+2σのバンドが上に広がりそこから更に上昇する時と、+2σタッチで天井を打つときがあります。この時に判断材料として、他のテクニカル分析を併用して行うと言う事です。RSI、サイコロ、MACD、騰落レシオを確認します。この4つのテクニカルで、一つでもまだ上昇余地があると見れば、順張りを行っても大丈夫と見られます。ただこの順張りの時に、いつ天井を打つかその用意のために、買付単位を少しずつ減らして行き、期間も短期で行う事をお勧めします。一回天井を打ち下げトレンドに入ったと見たら、すぐさま利確出動。買いのみの投資スタイルならば、大底確認まで出動しない。大底を何で確認するか。ボリンジャー−2σまで株価がタッチすると、そこから更に−2σのバンドが広がり株価が更に下に行く場合と、−2σタッチで下げトレンド底打ちと言う二通りの動きが見られます。この底打ちの見極め方は、騰落レシオで確認します。騰落レシオが50~60台ならば底打ちの確立が高くなります。この時の買い付け単位は1.1.2です。大底を打ったと見ても、揺れ戻しがあるので、一気に買い出動せず分けて買い出動します。最後の2単位は、上がっていたら1単位でも構いません。

 また損切りは14年の相場のように、調整があってもそこから上値を取っていくような時は、無理に損切りしなくても良いと思います。下げで慌てて売却せず、ホールドしておくと、相場が戻り、結果として損切りする必要のない事がほとんどでした。

 次に移動平均、パラボリック、MACDのGC,DCの見極めです。この3つのテクニカルはほぼ同じ動きをする事が多いようです。これらは動きが速く相場の実態とシンクロしていますが、ダマシも多い事が特徴となっています。これらのテクニカルがGCを具現しても相場の動き次第では、反転する事があります。その時はGC DC する水準がどこにあるかで判断します。GCが高い位置にある時は、上値を追う余地が乏しく、そこで買っても大きく利益を取る事は難しいと思われます。またDC する水準が低い時は下げ余地が小さく、そこからショートを仕掛けてもあまり利益が取れません。これら3つのテクニカルに騰落レシオ、サイコロの指標を合わせて分析すると、正確な判断ができると思います。

 以上のようにテクニカルを重ね合わせて分析すると、精度の高い予測ができます。相場の変化を認め、それに対する決断力、行動力が大事となります。前とどこが違うのか、どう変わったのか。市場の小さな変化をテクニカル分析から読み取る力が、相場を勝ち抜くためには、必要となってきます。相場は予想外の事が起きます。そこに常識は通じません。その変化に対応するのは、普段からの大勢の逆のモノの見方、ヨミが大切になります。