相場の逆説的心理、財務運用・投資相談・資産運用・コンサルタント

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マンスリーインフォメーション 《第88回》


相場の逆説的心理

 今月のM.I.は株式投資における、テクニックの逆説的心理についてまとめていきたいと思います。株式投資で普段疑問を持たず、行っている事、つまり投資の常識を逆の視点から見て検証して行きたいと思います。一つの事を長年やっていると、常識は身につきますが、常識にとらわれて予想以外の事が起こる事を忘れがちになります。株式投資は常に予想外の事が起き、必ず と言う事はない世界です。

 まず寄付き売り気配のイタの時に、買い出動する時です。寄付き売り気配の銘柄に買い出動する時、ほとんどの投資家は成り行きで買いに行きます。そうすると寄った株価より更に1%ほど下に下がる事がほとんどです。この着眼点に立って寄付き成り行きで買いに行かず、寄り前のイタを見て、寄り付くであろう株価より若干下の指値で買いに行きます。そうすると寄付きの価格より安い価格で買える事がほとんどです。株式投資は買いの価格が命です。買いの価格がすべてを左右します。買いの価格が安くなれば、余裕を持って売り抜ける事が可能です。対面営業の取引をしている方は、なるべく取引している営業マンにイタを通してもらうように、要望した方が良いと思われます。対面営業の価値は、イタを通す事ではなく、お客様に相場観を伝える事ですが、売り気配の絶好の買い機会を活かすにはイタを通してもらう事も重要です。ネット証券で取引きしている方は、普段からイタを確認して、注目している銘柄の動きを頭に入れておく事が大切です。

 次に買った時に、ほとんどの投資家は売りの値段を考えます。ここで重要なのは下がった時の事を想定して、その時の対処方法を考えておく事が重要となってきます。株式投資はほとんど買った後下がるのが普通です。よほど運が良くないと買ってから更にそこから上昇する事は稀です。ですから下がった時、いくら以下でナンピンを掛けるか、いくら以下で損切りラインとするかを想定した方が良いと言う事になります。損切りラインを浅くすると損切りが続き資金が減ってしまいます。ナンピンもタイミング次第では全く無駄なナンピンになる可能性も出てきます。本当は買いを入れる前の冷静な時に、損切りライン、ナンピンの水準を予め決めておき、買いを入れたらマイルールに則って冷徹にトレードを実行していきます。マイルールは破ってしまう事が多いですが、自分を律して自分で決めたマイルールを順守する事が重要となってきます。

 最後に資金の配分法です。投資における資金分配はまず最初に4分の1、次に下がった時に4分の1、計4分の2だけを使うようにします。よほどの事がない限りこの4分の2の範囲内で資金運用を行います。投資方針がナンピンなら、買値から大きく下がった時に残りの4分の1を使います。そして最後の4分の1は、使わず残しておきます。投資心理の余裕はこの残した4分の1にあります。資金いっぱいに立てると、心に余裕がなくなり、結果的に少しの利益で早めの利確になってしまう事が多いようです。常に資金の半分以内で投資を行えば、投資心理に余裕ができ、大きめの利確幅で決済ができるようになります。

 株式投資は心理戦なので、いかに心に余裕を持って客観的分析をできるかがサクセスの分かれ道となってきます。普段から大勢の心理とは違ったモノの考えかた、捉え方、分析の仕方を訓練する事が大切です。一番良いのはサクセスしている人と同じ考えかたを持つ事です。人間はその人の立場にあった考え方をします。今の自分が好きでないなら、すでにサクセスしている人を観察して、その行動を真似てみる事です。初めは受け入れにくいですが、真似ているうちに、自然と自分もサクセス出来るようになっていきます。