研鑽過程における量質転化の法則、財務運用・投資相談・資産運用・コンサルタント

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マンスリーインフォメーション 《第94回》


研鑽過程における量質転化の法則

 今月のM.I.は、株式投資における上達論を私なりの視点でまとめてみたいと思います。株式投資はパターンとして@最初にビギナーズラックがあり、調子良く続けていると空売りがしたくなり、空売りをして大損を被る。A最初からあまり儲けられず、ほそぼそと続けて行く。この二通りに集約されると思います。問題は大損をした時です。株式投資は怖いから退場するか。大損を投資の肥しとして自分の相場から逃げたい弱い心に向き合い、自分のトレードの検証を繰り返し、オリジナルの投資手法を確立させ、投資にサクセスするか。今回のM.I.は後者の投資の失敗から何かを掴んで立ち上がる投資における上達論についてまとめていきましょう。

 トレードに負ける原因は数が圧倒的に少ないと思われます。トレードの本質を掴むにはまず数をこなさなければ上達しません。1年営業日が240日とすると、3日に1回トレードを行えば80回×2(買い、売りの往復)=160回。これを3年続ければ160回×3年=480回となり相場観がある程度掴めるようになってきます。トレードをする時お金が掛っているので、負ければ資金が減るので精神的に辛いです。しかしこの損は将来インベストメントにサクセスできる授業料です。この際ガチガチの初心者は中期のトレードで良いと思われますが、中級者は意識して短期トレードを行い、買いのタイミング、株の材料による動き方、指し値の出し方、売りのタイミングなど短期トレードを行う事で、感覚的に身につけます。それらの相場観が感覚的に身についたら、今度はそれを文章化してみる事です。文章化する事で自分の相場の本質に迫る事が出来るようになります。

 このトレードにおいてテクニカル分析の検証をトレードと同時に行います。テクニカル分析は80%はおおよそ明日の株価のトレンドがわかりますが、後の2割は神様のさじ加減です。テクニカル分析の検証をトレードと同時に行い、自分に一番合ったテクニカル分析を2つ選び出します。なぜ2つ選ぶかと言うと1種類のテクニカル分析ではダマシが出て来るので、もう1種類テクニカル分析を選びだし誤差をなくすように努めます。私の場合はRSIとボリンジャーバンドの複合的分析です。この際のトレードは少額でも良いので、実際にお金を投じて行います。シュミレーションでは実際のお金が掛かっていないので、トレードの時の心理状態、お金を減らす時の心の痛みなどがわかりません。実際のお金を投じる事で真剣になり、トレードの本質に迫る事が出来ます。

 リアルマネーを賭けてトレードを行い、トレードの時の心理状態、テクニカルの読み方、指し値の出し方、買い、売りのタイミングなど気づいた事は投資ノートを作り、どんどん書き込んでいきます。このノートこそあなたの将来のインベストメントの財産となります。トレードを行っていて、迷った時はこのノートを読み返します。人間は忘れる動物で、しかも元来怠け者なので、コツコツとノートにトレードの時の注意点を書いていき、常に見直しあなたなりの相場観を築き上げる事が遠回りですが、結局インベストメントのサクセスの近道となります。

 投資ノートは、予想→実行→結果を検証と言う順序で自分のトレードにおける心理状態、株価の読み方、なぜそう読んだか、結果はどうだったか、結果の検証を書き留めていきます。理想を言えばその投資ノートが商品になるくらい、細密にトレードの状況を書いていきまし。そしてこのノートは完成がなく、常に相場の変化と共に書き足して行きます。一流の投資家は損失を出した時はもちろん、予定より多く利益が出た時、なぜそうなったかも検証する材料にします。こうやって日々努力を積み重ねていくと、相場の本質がわかり始め、相場観がつくようになります。量質転化が行われたら、後は沸騰したお湯は、少量の火でも沸騰し続けるので、日々トレードを粛々と行っていくだけです。

 相場は自己責任、努力した人に運がつく。