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マンスリーインフォメーション 《第121回》


買いのテクニック

 株式投資においては、ほとんどの市場関係者が売るタイミングが一番重要と述べている事が多いですが、私は買いのタイミングが重要と思います。安く買っていれば余裕を持って売りの注文を出せますが、高い処で買ってしまうと売り抜ける事が難しくなってしまいます。今月のM.I.はその買いの注文を出すテクニックについてまとめてみたいと思います。

 まず自分が監視している銘柄が一日で200円程度下がると、つい買いに行くようになってしまいます。ここが問題です。いったん大きく下げると3営業日続落する事が多く、初動の下げでなく、売り一巡が終わり少し反発する3営業日目に買い出動する事がベストです。一日目の下げで買うと、そこから更に下がる事が多く、残りの下げの2営業日悔いを持って相場を眺める事になります。また売り残の多い銘柄は、下がり出すと空売りが入り更に大きく下がる事が多いようです。売り方が大きく下がったのを見て、売り載せするようです。このような時も、最初の下げで買わず、売り方が一巡し、買戻しを始めて底を打つような時に買いを入れます。

 ここで重要なのは「指し値の大胆性」と言う私の創った言葉です。「指し値の大胆性」とは自分の常識では入らないような遠い指値でも、2,3営業日後下がって入る事があるという意味です。相場は自分の常識の範囲外で株価が動く事が多いようです。自分で安い処で買えたと思っても、翌日以降更に大きく下がり結局高値で買ってしまう事がほとんどです。買い値の有効性を保つには、自分の予想の買い指値より遠めの買い指値で注文を出す事をお勧めします。買いたくなったら2営業日待って見ましょう。今の相場は1回大きく下がり出すと、プログラム売買でそこから更に売りを浴びせる投資手法が多いので、1回大きく下がると2営業日程度勢いのある下げが続く事が多いようです。人間はコンピューターには勝てませんが、コンピューターの動きの癖の逆を取って、自分の投資を有利にする事は可能です。

 また買いのタイミングは前場が良く、売りのタイミングは後場が良いようです。前場はどうしても寄り前売り物が出ると大きく突っ込む事が多く、10時くらいまでに売り物一巡になる時と、前場引けまで売り物が続く場合があります。ただヨミは良くても負ける事もあります。小さな変化に気づき買い出動しても、逆になる事もあります。しかし時が来れば、その小さな変化に気づく洞察力で相場に勝つ時がやってきます。自分の洞察力、注意力を信じてあげる事です。

 株式投資は知的格闘技です。いかに工夫して頭を使うかに、勝負はかかってきます。相場に勝つには情報の分析、勇気、決断、覚悟、投資方針の徹底などが挙げられます。毎日相場を見られない方でも、工夫次第では大きなリターンが得られます。結局「安く買って、高く売る」「買うと振るい落としがある」この2語に尽きます。なかなか実践できませんが常にトレードを重ねていると、相場観が身につき、いつの間にか自分に有利なトレードを行っているようになれます。それまでは先行投資と思ってトレードの数をこなす事しかありません。