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マンスリーインフォメーション 《第138回》


決算プレー

 今月のM.I.は、以前は年2回、今では世界基準(米国基準)の年4回発表が行われる、企業業績決算の時の読み方について、まとめてみたいと思います。バブルの時日本は年2回の決算で、それが年4回の米国企業と違い、長いタームで企業運営を行えるから、日本企業は強いと言われていましたが、バブルが崩壊して株式関係者総ざんげの末、米国基準の年4回、3か月四半期決算に移行しました。上場企業は現在四半期決算なので、経営者はどうしても目先の利益に走りがちな傾向が見られます。一方米国では決算を年2回に戻そうという意見もありますので、米国の会計基準に注意をしながら投資を行った言った方が良いと思われます。

 今の決算発表の株価の動きは、今期の増益はあまり影響がなく、今後の企業業績予想が大幅増益の場合、大きく買われる事が多いようです。企業の今後の企業業績予想の大幅増益はリスクがあります。景気が平常時ならばその予想通りに業績は展開する確率は高いですが、スポットでリーマンショックのような大きな不況がやって来ると、業績予想はまったく用をなさなくなります。では決算発表の数字で何を一番注意して見れば良いのか。これは予想増益幅が市場期待より小さい銘柄です。この場合の決算発表は失望売りで大きく下がる事がほとんどです。しかし増益幅が小さく慎重な予想をしている企業は、業績予想を堅めにしている事で、後に上方修正が出れば、株価は大きく買われる事がほとんどです。株式投資の場合、この動きを先読みで、小幅増益で大きく売られた処を買いに行くのがベストです。株価は平常時よりも大きく下がり、期限付きのバーゲンセールで買える事になります。

 また決算発表では自社株買いと株式分割の発表もある事もあります。この読みとしては株価が大きく下がって、内部留保が大きい企業は自社株買いの可能性があります。逆に株価が高くなっている企業は株式分割を行う可能性があります。米国では株価が下がった局面では自社株買い、上昇すれば株式分割とほぼどの企業も株主還元のために行う事が多いようです。今期で自社株買い、株式分割を行わなくても、企業短信で今後行う可能性を示唆する告知が出るので、企業決算発表は日経電子版の適時情報開示の欄を注意深く読みこなす事が決算発表時のルーチンです。

 決算発表で大きく買われ過ぎると、次の決算の時、増益幅が小さいと大きく株価が売られます。今期予想が大幅増益の企業は短期投資と割り切って売買する事が大切です。逆に決算で今期予想が小幅増益で売られた銘柄、自社株買い、株式分割期待の銘柄は中長期投資で運用するのが良いと思われます。この場合銘柄を絞る時は、スクリーナーを掛けて、5銘柄程度に絞ります。そこから決算近くなったら、企業ニュースが出るのを確認して、情報収集を行い、自分の持つ情報に確信を持てるようになりましたら、決算発表を待つだけと言う事になります。決算発表の時間は各企業に直接電話をして聞きます。電話を直接掛ける事でその会社の総務部の力量が電話の応対である程度わかります。電話番号は会社四季報に載っています。

今後はFACE BOOK、あゆみマネジメントの方にマンスリーインフォメーション毎月月初載せますのでよろしくお願いいたします。